鹿児島の「校区公民館制度」と福岡の音楽ポータルサイト

2004年10月20日 23時17分 | カテゴリー: 自治と議会とまちづくり

台風のため中止になった行政視察

今年の天候は本当にどうかしています。連日の猛暑がようやく過ぎたと思ったら立て続けの地震、そして台風また台風、しかも大型で各地に被害が出ています。私が所属する区民生活委員会では、この10月19・20日に行政視察に行くことを予定していましたが、台風23号のためやむなく中止になりました。

区民生活委員会は戸籍や納税、地域活動・NPO、文化・交流、男女共同参画、産業振興、生活経済、そして農業に関連したことがらを所管しています。今回行く予定だった鹿児島市と福岡市では、防犯対策やIT産業の育成支援、新産業の振興などについての施策を視察することにしていました。

鹿児島市は、市内の全小学校の敷地内に公民館を設置して地域のおとなと子どもの交流を深め、また子どもたちに積極的に声をかけることで、少年犯罪を減らすことに成功したそうです。資料には、「NHKの調べによると、平成4年から14年の犯罪増加率は47都道府県の県庁所在地のうち、45の都市で増加。鹿児島市のみが18%の減少」となっています。これが「校区公民館制度」と「声かけパトロール」の成果?!

福岡市のほうは、音楽ポータルサイトを運営したり、民間企業と協働事業を展開したりで、「音楽産業都市」の実現を目指した試みが新しい産業振興策として注目されています。福岡市はこれまでにライブハウス出身のミュージシャンを数多く輩出しており、音楽関係の人材が豊富な土地柄といえるのでしょう。井上陽水やチェッカーズもたしかそうでしたよね。

「安全・安心のまちづくり」「アニメ産業の振興」を掲げる杉並区の施策に生かせるヒントが得られたかもしれませんが、あの台風では仕方ありません。スケジュールがぽっかり空いた2日間。杉並・生活者ネットの事務所はちょうど広報誌の発送に忙しい時期なので、私も作業を手伝うことができました。