2005年の元旦に思うこと

2004年12月31日 22時53分 | カテゴリー: 自治と議会とまちづくり

めざそう 天災の犠牲者ゼロ年

2005年が始まりました。あけましておめでとうございます。
と言っているいま現在も、このあとすぐにどんな災害が待っているかもしれない、という思いにとらわれてしまう。それほど、2004年は終わってみると本当に大変な1年になってしまいました。

年の瀬の全世界に衝撃を走らせた「スマトラ沖地震・津波」のニュース。クリスマスの翌日、世界中から観光客が集まる「地上の楽園」が一瞬にして史上最悪の惨事の現場と化してしまいました。その後新しい情報が入るたびに被害者の数が万単位で大きくなっていき、これからまだ被害の状況が明らかになるにつれその数がさらに膨れ上がることは確実です。疫病の蔓延など二次災害、三次災害も危惧されます。

消滅した島があるのでは、といいます。たとえ土地が残っていても、波にさらわれてコミュニティーの機能が消えてしまった村や町はいったいいくつあるのか。「神よ、なぜ?」と、信仰がなくても問いただしたくなります。

とにかくすぐしなければならないことは、いま助けを求めている人たちに対する救援です。国もNGOも、地球規模の救援体制を立ち上げて機動し始めていますが、長期にわたって継続できるようなしくみを整えることが必要です。

一般的に、地震や津波が避けられない天災であるなら、犠牲のリスクを最小に抑えるすべはたったひとつ、「逃げる」ことです。そのためにはできるだけ事前に災害を予知して、逃げる時間と空間を確保しなければなりません。予知解明の研究に今度こそ本腰を入れるときではないでしょうか。

自然の前に人間はつねに謙虚であらねばならないことをまず前提とし、この2005年を、たとえ大きな天災に襲われても「犠牲者はひとりも出さない」といえるようになるために前進する年にできればいい、と思います。