省エネ対策−その2− 区は施設ごとの使用電力を掲示しては

2006年4月5日 21時28分 | カテゴリー: 地球温暖化と省エネ

予算特別委員会の議論から④

さて杉並は区としてISO14001、環境マネジメントシステムに取り組んでいるので、施設ごとの使用エネルギー量、CO2排出量が算出されているはずです。それを建物に掲示してはどうだろうか、という提案をしました。

区では施設白書がつくられて施設ごとの維持費、管理経費が公表され、最近多くの建物で掲示されるようになりました。それと併せて掲示してはどうか、というわけです。施設を利用する区民の協力がなければ達成できないので、多くの人の目に触れる場所に掲げて、もちろん協力をよびかけるのです。みずから削減目標値を設定して、1年ごとに評価するのもよいと思います。

このアイデアは、昨年EUの環境政策を視察してきた「地域エネルギー協議会」のメンバーたちによる報告会で聞いた、ドイツの事例がヒントです。環境先進国のドイツでは、エネルギー供給会社が電気、ガス、水も扱い、自然再生エネルギーの普及やCO2削減のための事業などにも非常に積極的です。

ドイツのブレーメン市とハノーファー市の「エネルギーカフェ」は、エネルギーに関するなんでも相談室に飲みものやスナックを販売するカフェが併設され、運営はエネルギー会社が担っているといいます。相談の内容は「我が家の場合の暖房は電気とガスとどちらが経済的か」といったものが多いそうです。写真で見るととてもおしゃれな空間でもあり、面白い取り組みだと思います。

エネルギー問題は、建築・建設業界が真剣に取り組むような政策が必要です。話をまた区議会の委員会質問に戻しますが、住宅建設の面からの省エネ対策について、昨年の一般質問では省エネリフォームの相談窓口のことなどもたずねました。適切なアドバイスを受けて冬暖かく夏涼しい家が増えれば、区全体の効果は大です。所管との連携について確認しました。