「教育SAT」のネーミングは再考を

2007年3月15日 00時11分 | カテゴリー: 杉並と東京都の教育と教科書問題

予算特別委員会での意見開陳より⑤

次に、当該年度の教育改革の目玉として提案されている「教育SAT」は、その必要性や意義はともかく、テロ対策の特殊部隊を指す「サット」という呼称を使ったネーミング自体に違和感を禁じえません。

たかが名前、されど名前です。緊急チーム、特別チームというような呼称ではなぜいけなかったのでしょうか。私と同じように抵抗を感じる人は多いと思います。再考を求めました。

教育における自治分権の問題として、改定された教育基本法に新しく加わった「教育振興基本計画」について質問しました。国がまず基本計画を策定し、そのもとに区市町村でも策定を義務付けられているものですが、文科省による、地方に対するコントロール強化と見ることもできます。

教育の自治・分権が脅かされることになるのでは、と区長の見解をたずねたところ、「その点について実は危惧している」との答弁でした。

「教育こそ自治、分権で」との持論を持つ区長の下で展開される当区の教育施策は、ときに学校や地域など現場にいる当事者の声や、なにより子どもの実感が反映されない点で、改善を求めたいと思うことがあるのは事実ですが、国の統制に対し毅然とした態度で臨もうとする姿勢は評価するものです。

文科省がどのような計画を提示してくるのか、私たちとしても注意してみていかなければならないと思っています。