都知事選の争点は「差別・人権問題」

知事を変えて新しい都政をつくりたい

「みんなのちからで都政を変えよう!」という青いチラシ、都知事選挙の法定ビラが都内に出回っています。公職選挙法により、だれとは書いていませんが中身を読めばどの候補者を推しているのか、すぐにわかります。

29日、青い街宣車「みんなのちから号」での荻窪と阿佐ヶ谷の駅頭遊説に参加しました。市橋あや子が新しい知事にかえて環境施策を前進させよう!と呼びかければ、藤田愛子は石原都政では区の自治・分権は進展しない、と訴えました。
私は「この選挙の争点は差別・人権問題だと思う」と訴えました。

石原知事がどんなに女性や高齢者、障がい者、性同一障がい者、外国人に対する暴言で人権を踏みにじってきたか。国旗・国歌の押しつけで教育現場を抑圧してきたか。マイノリティーに対する想像力の欠如が当事者をどんなに傷つけてきたか。

こういう人しか選べなかったことで都民は世界中の人たちに対してどんなに恥ずかしい思いをしてきたか。

一緒に遊説に参加した町田の「樋口恵子さん」も、障がいをもつ身として石原知事の福祉への無理解を糾弾し、知事を変えようと説いていました。

ちまたで「あれぐらいの統率力がないと」とか「親バカもあれだけ度を越えていると並外れた度量」などという声を聞くとあきれるほかありません。

大事でない選挙なんてありませんが、この選挙が「争点がない」とか「オリンピック招致が争点」といわれるのは全然違うのです。私たち都民の人権意識と民度が問われている、大事な選挙だと思うのです。