文科省は検定意見を撤回せよ! 超党派で議員提案へ

沖縄の集団自決 「強制」はあった

第3定例会開催中です。5日からは07年度決算を審査する特別委員会が始まりましたが、定例会最終日に向けて緊急にお知らせしたい事案が進行中なので、そちらのほうを先に書きます。というのは——

高校の日本史教科書に「沖縄戦での『集団自決』には日本軍による命令や強制があった」と書かれた部分に文科省が検定意見をつけ、結果として記述の削除・修正がされたことに沖縄じゅうの人たちが抗議の声を上げています。

沖縄県議会が文科省に撤回を求める意見書を2度も採択し、県内すべての市町村でも同様の決議がされたのは尋常のことではありません。9月29日抗議のために開かれた集会には11万人以上が集結したと言われています。

沖縄以外の地域でも、各議会で議決された報告が届いてきています。関東では座間、大和、都内では国立、東久留米、国分寺、三鷹・・・。どれも文科省の検定意見の撤回を求める内容です。

だから杉並でも・・・!

9月27日付の新聞に載った「国立市議会で陳情が採択された」という記事が背中を押しました。そう、杉並でも超党派の議員たちで協力してそれをやろう、というのです。最終日の本会議でなんとか可決させたいと思います。

最終日は17日、本会議は午後1時からです。マスコミ各社から取材が入るようですし、区民に限らずぜひ多くの人が傍聴に来てくれたらいいなあ!
写真 小数会派の賛同議員8人がそろって街頭アッピールを行った  10/9阿佐ヶ谷駅で