政権交代は実現したけれど…保坂のぶとさん落選! 

杉並区民はどうかしている

8月27日 西荻窪南口にて
8月27日 西荻窪南口にて
8.30総選挙が終わりました。民主党のなんという圧勝。これはもう「風」とか「ムード」なんかではなく、だれにも止められない地殻変動が起きたというべきでしょう。

「政権交代」の実現は長く待ち望んでいたこと。だから与野党が逆転した結果には満足しています。

でも東京8区では、杉並だけはそれが違っていたのはどう理解すればいいんだろう。自民候補が3万票差で勝つなんてことは。杉並区民はどうかしています。

保坂さんを当選させたかった。東京8区で勝ちたかった…。

都議選では坪井まりの応援に何度も何度も入ってくださり、今度の選挙公示後は私たち生活者ネットが選挙カーに2日間乗りこんで遊説のお手伝いをしたり、駅前演説会に参加したりした経験からいえば、終盤になるにつれて有権者の反応はよく、きっと勝利と確信していたのに。

比例でも当選に届かなかったということが杉並区民だけでなく新政権にとってもどんなに不利なことか、きっとそのうち思い知らされることになるでしょうが。保坂さんには捲土重来を期していただくしかありません。

また自民当選者には、得票率で50:40にまで追い上げ当選を脅かしたパワーの存在を決して忘れないでいただきたい。

わが生活者ネット事務所と保坂事務所はすぐご近所。わが事務所には保坂ポスターを掲示していたので、保坂事務所と間違えて来訪する人が毎日必ずいて、うちは選挙のボランティアのための「保坂事務所案内所」のようなことに一時期なっていました。

つまりそれだけ毎日新しい人がボランティアに来ていたということで、そうやって草の根活動が支える選挙ができたこと、その一端に生活者ネットワークも参加できたことはうれしい収穫だったと思います。