23区プラ懇、ごみ処理から自治を考え23区長に会う

2010年4月29日 01時42分 | カテゴリー: ごみとリサイクル

廃プラの焼却問題とごみの自治

右から2人目が中井さん、3人目は佐藤さん
右から2人目が中井さん、3人目は佐藤さん

23区プラスチック懇談会(プラ懇)は、廃プラスチックの焼却処理が始まった08年、ゆるやかなネットワークとして活動を始めた市民団体です。生活者ネットワークも加わって、資源化なき安易な焼却を止めさせ容器包装プラの資源化を求める活動として、中間処理施設の見学や学習会、リサイクル事業者との意見交換、区長会へのはたらきかけなど重ねてきています。 

またこの間、廃プラ処理をめぐる諸問題を解決するため、行政や清掃一組、事業者、市民などに向けて提言を発信しようと、文案をまとめる作業に取り組んできました。まとめがようやくできあがり、23区長にメンバーが直接会って、提言を手渡しつつ意見交換する、という活動を行っています。

26日、生活者ネットの元練馬区議、中井八千代さんや「止めよう!ダイオキシン汚染・東日本ネットワーク」代表の佐藤禮子さんなどプラ懇メンバー4人が杉並区役所に来訪し、副区長および環境清掃部長と約20分間話し合いました。

山田区長はかつてこのプラ懇の前身となった会に呼ばれ、パネラーとして区の取り組みを発表したことがあり、また容器包装プラのリサイクルに先進的に取り組んだことでプラ懇メンバーには評価の高い区長ではあるのですが、「新党党首」としての活動がお忙しいようで、杉並では副区長の対応ということになりました。

提言のタイトルは「ごみ処理から自治を考える〜プラスチック問題と東京23区の自治システム〜」というもの。容器包装リサイクル法にのっとって23全区が容器包装プラの分別収集をせよ、という部分と、ごみ行政を担うのが各区、清掃一組、東京都という「三層構造」になっていることの問題点をとらえ、各区の「自治」としてごみ処理のあり方を考え直そうとする提言の部分からなっています。

清掃一組における議決機関、「議会」の議員である富本議長ともつづいて意見交換。議会ウォッチャーの佐藤さんからは「議員がちゃんとしていない、議会が機能していない」などの厳しい意見が出され、「あて職」の限界が指摘されました。