改革への前進?それとも… 杉並区議会の長かった1日 その②

2011年5月31日 22時37分 | カテゴリー: 自治と議会とまちづくり

4会派が占めた役職ポスト、唯一の例外「区民生活委員長」

代表者会議で決まらなかった「議運理事会の構成人数を決める議案」は、結局「ネット・みどり」と共産の2会派が合同で臨時会に提案し、7人以内とすることで決定しました。ただし、この中に少数会派は入れません。議運委の人数を13人にする提案が否決され、すでに決められていた12人のままだからです。

もうひとつ、代表者会議では決まらなかったこと、「正副委員長の具体的決め方」は、この日に開かれたすべての委員会で「投票で決める」動議が出され、決着しました。例年、その場の仮の議長(最年長者)の「指名一任」により委員長が選出されてきたことに比べれば、「投票」のほうがずっと「民主的」です。

ただしその結果、自民系2会派、公明、民主系の計4会派が、ただひとつの例外、区民生活委員長を除くすべての正副委員長ポストに就くことになりました。

区民生活委員会では、堀部議員が提案した投票方法が賛成多数で可決されたため、委員長選挙の結果同数となった「杉自」の岩田さんと「ネみ」のすぐろさんが「くじ」で争うことになり、すぐろさんが「当たり」を引くという幸運なできごとがあったからです。それ以外は全部「4会派」が占めています。役職の寡占状態。

私たち「ネみ」は正副委員長などの役職手当廃止議案の提出も考えていたのですが・・・するべきでした。いえ、いつか提案したいと思います。

そして問題の、議会運営委員会の理事選出。ここでも「投票を」という動議が出され、前もって準備されていた専用の投票用紙が配られたときには、「理事を7人以内に」という提案をしたことがよかったのかどうか、わからなくなりました。

一時は最悪の事態も予想しましたが、けっきょく最大会派から2人、ほかは各6会派とも1人ずつが上位7人に入りました。しかし、共産党だけは幹事長が選ばれないという結果になりました。恣意的な作為としか考えられません。

その後の本会議では、昨年10月議会にも提案した「議員の期末手当を廃止する」議員提案を「ネみ」5人で議員提案しましたが、賛成少数で否決。「議員にボーナスはなじまない」という私たちの主張はなかなか理解を得られない…課題です。

事務局のミスはこの後で発覚しました。委員長名で出されるべき文書で、区民生活委員長名が「すぐろ奈緒」でなく「岩田いくま」で用意されていたのです。配付された直後に議席からミスを指摘する抗議の声が上がり、すぐに暫時休憩となって待つこと30分…。

その間に文書が作り直され、再開した本会議が終わったのは9時半を回っていました。長い1日でした。そして、区議会の理不尽かつ不合理な部分が表面化した、記念すべき日となりました。