議長・委員長などの「役職手当」5割カットを提案

2011年6月17日 00時19分 | カテゴリー: 自治と議会とまちづくり

パフォーマンス? —いえ「問題提起」です

6月13日から議会が始まり、生活者ネットの3人は15日に一般質問に立ちました。その報告の前に、16日の本会議のことを書いておきます。

「生活者ネット・みどりの未来」は今議会に「正副議長と正副委員長の役職加算を半減する」という内容の条例改正議案を出しました。条例に基づき一般議員の報酬に上乗せされている「役職手当」、議長31万円、副議長18万円、委員長4万8千円、副委員長2万1千円(いずれも月額)をそれぞれ2分の1とする提案です。実現すれば月に62万4,500円、年間749万4千円の減額となります。

議会運営委員会ではどの会派も「重要な問題」との認識を示しましたが、議決は「賛成少数で否決」。しかし出された質疑や意見で明らかにされたのは、議案の内容がどうかというより「提案者の根回しが足りなかった」ということに尽きるようです。

「なぜ5割カットか」という質問に対し根拠はないので「ありません」と答えると大いに笑われました。本当は議員の期末手当と同様「廃止」でいいと思っていますが、いきなりゼロでは抵抗が大きいと考えたから5割としたまでなので。

ただ、役職手当カットを提案することで、議長職や委員長職、また監査委員職を「回している」ことの背景を表面化したかったというか。

議長と副議長がなぜか毎年「一身上の都合」で同じ日に辞職願を出し、その日に選挙が行われると「最大会派のある人」に票が集中して議長に、そして「第2会派のある人」が副議長に選ばれる不思議。

委員長・副委員長がこれまでは交渉会派から選ばれてきたのに、今年は共産党と「ネット・みどり」が1ポスト(区民生活委員長)を除いて外された不思議。

「事前に相談がなかった」「信義が欠けている」「議案成立に向けた努力が足りない」「浅はかなパフォーマンス」「政策としての真剣さが感じられない」「合意形成する気なし」「無責任」「議案提案権の乱用」「稚拙」「ずさん」・・・などの指摘の中には「こちらからお返ししたい」ものもありますが、なるほどと思うものも。

「パフォーマンス」というのはおっしゃる通りかもしれない。でも、これらの発言をした人たちは、私たちが投げたものが「問題提起」だとほんとうは知っているはずなのです。ただ認めたくないのであらん限りの罵声を浴びせてきたのでしょう。

それにしても驚きました。「もっと根回ししろ」と本会議場で声がかかるとは。

行政側のみなさんには、「議会ムラ」の見苦しい問題で時間を浪費するのに付き合わせることになってしまい、申し訳なく思っています。