「知事、『外環の2』300メートル部分はいりません」という提案を都が受理した意味

2015年2月2日 22時24分 | カテゴリー: 水とみどりと外環自動車道, 自治と議会とまちづくり

東京都の都市計画道路、外環道の一部にあたる杉並区善福寺2丁目の300メートル部分について、住民が法に則って「計画の廃止」を都に提案する、という行動を起こしたことについて、昨年6月議会の一般質問でとりあげました。

 その趣旨は、せっかく都民が、狭いとはいえ一定のエリア内の8割に及ぶ住民から合意を得て、「建設計画を廃止に」という提案を合法的に提出したというのに、2年半たっても東京都が正式な受理すらしないのは不誠実ではないか、というものです。

 その後、「外環の2」事業を住民軽視ですすめることに対する疑問を決算委員会でも質してきたところですが、昨年12月になって、先の都市計画提案がついに受理されることになりました。201112月の最初の提出からまる3年。やればできるということです。 

119日、提案者の古川英夫さんをはじめとする地元賛同者は、都庁内で記者会見を開き、この事実を明らかにしました。 

該当するエリアの地権者154人中121人が賛同の意思表明をしています。善福寺さくら町会長の植田さんがこの地域に対する愛着を「いいまちなんです。私たちはどきません」と表現した、その言葉が印象的でした。 

この後、法的な手続きに従って、東京都は都市計画審議会を開いてこの提案について審議することになります。そしてその際、当該市区町村(すなわち杉並区)に意見を聞くこととされています。杉並区が住民の意思を尊重した意見を述べるよう、求めたいものです。