公営企業会計決算委員会の質疑より3 ~都営交通の安全対策、乗務員の健康管理も

2015年11月27日 16時11分 | カテゴリー: みんなの健康と福祉, 仕事と産業, 自治と議会とまちづくり

都営交通の安全対策について交通局に質問しました。

 公共交通事業者である交通局では、経営方針の中で安全の確保を最優先の使命としています。運輸安全マネジメント制度に基づいて安全管理規定および安全方針を定め、統括管理者を選任しているほか、安全重点施策を定めています。そしてPDCAサイクルにより対策の実効性を確保し、経営トップから現場職員まで組織的に安全意識を浸透させているとの答弁です。

 乗務員の健康管理については、労働安全衛生法に基づき年2回健康診断を実施し、30歳以上の乗務員には年1回の心電図検査、SAS(睡眠時無呼吸症候群)の早期発見のため全乗務員に検診を実施しているとのこと。

 検査値が基準を超えた場合は常務禁止の措置がとられ、改善後に乗務復帰します。またメンタルヘルス対策として、ストレスチェックや精神保健相談、日常的には常務の前後に管理者が対面点呼で体調異常の有無など確認しています。また酒気帯び運転防止として、乗務前にアルコール検査器により問題のないことを確認するとしています。

 言うまでもなく、公共交通の乗務員はおおぜいの人の命を預かる立場なので、健康管理はたいへん重要です。死者が出るような重大な事故を起こした乗務員は、健康上に問題がある場合が多く、心身の不調は重大事故に結び付く可能性があるということです。

 検査のルールがあっても実行されていなかった、というようなことがあってはなりません。特にアルコールについては、専門家が指摘しているのは依存性の問題です。もし依存症の場合には、治療をきちんと受けて健康を完全に回復するまで、乗務以外の任務につくよう対応を求めました。