機動隊の沖縄派遣について警視庁に問う① ~2016年第3回都議会定例会での文書質問と答弁(11月22日付)

2016年11月28日 11時21分 | カテゴリー: 憲法・平和・社会, 自治と議会とまちづくり

警視庁機動隊が沖縄に派遣されていることは、看過できない問題です。都議会生活者ネットワークの山内れい子さんが行った文書質問に対し、11月22日、答弁書が出されたので、その全文を2回に分けて掲載します。

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沖縄県名護市のアメリカ軍辺野古新基地の建設には沖縄県が反対しています。辺野古をはじめとする基地建設の工事に対して、多くの沖縄県民がそれを止めたいと、反対運動をしており、現地で座り込みなど非暴力の抗議行動をしています。ところが、現地ではこれに対して機動隊が、反対する市民を暴力的に強制排除していると指摘されています。沖縄県公安委員会からは、東京都のほか千葉、神奈川、愛知、大阪、福岡の各府県の公安委員会に援助の要求がされ、数多くの機動隊員が派遣されていますが、現地からの報告によれば、東京から派遣された警視庁機動隊によって、反対する市民が殴る蹴るなど事実上の暴力行為と差別的発言によって人権侵害ともいえる暴力にさらされているということです。

東京から警察官を他県へ派遣し、反対運動への暴力による弾圧行為を行っているとすれば、都民としても不問に付すわけにはいかないと考えます。

 

1.道府県への派遣について

警視庁の機動隊等が派遣される際の手続きおよび実績について伺います。

 

  1. 機動隊をはじめとする警視庁の部隊が東京都以外の道府県へ派遣される場合、どのような手続きでなされるのでしょうか。

回答

他道府県公安委員会から東京都公安委員会に対する警察法第60条に基づく援助の要求を受け、東京都公安委員会において要求に係る警察官等の派遣を決定しています。

2.2014年度、2015年度、今年度9月までのそれぞれについて、派遣先の道府県名と各派遣目的、派遣回数、派遣期間、派遣人数を伺います。

回答

平成26年度は、宮城県、秋田県、山形県、福島県、埼玉県、新潟県、長野県、山梨県、福井県、奈良県、広島県、香川県、福岡県、長崎県及び沖縄県の15県に派遣しています。

 平成27年度は、岩手県、宮城県、福島県、茨城県、埼玉県、富山県、石川県、福井県、三重県、和歌山県、福岡県及び沖縄県の12県に派遣しています。

 平成28年度9月末日までは、岩手県、宮城県、山形県、福島県、長野県、静岡県、福井県、愛知県、三重県、広島県、熊本県及び沖縄県の12県に派遣しています。

派遣の詳細については、警察の対応能力等が明らかになるおそれがあるため、お答えを差し控えさせていただきます。