機動隊の沖縄派遣について警視庁に問う② ~2016年第3回都議会定例会での文書質問と答弁(11月22日付)

2016年11月30日 11時50分 | カテゴリー: 憲法・平和・社会, 自治と議会とまちづくり

2.沖縄県への派遣について

警視庁から沖縄県への派遣状況について伺います。

①    沖縄県への派遣について、派遣要請から派遣までにかかる時間はどれくらいでしょうか。また、東京都公安委員会は、派遣の決定前に開催され決裁したのでしょうか。

回答

援助の要求から実際に派遣するまでの時間は、個々の状況により異なるため、一概にお答えすることはできません。いずれにせよ、沖縄県公安委員会から東京都公安委員会に対し、警察法第60条に基づく援助の要求がなされ、東京都公安委員会において要求に係る警察官等の派遣を決定することとなります。

②    機動隊以外に派遣される部署はあるのでしょうか。また、その役割は何かお示しください。

回答

派遣される部署については、個々の状況により異なるため、一概にお答えすることはできませんが、例えば、平成28年7月12日付けの沖縄県公安委員会から東京都公安委員会に対する警察法第60条に基づく援助の要求については、公安部からも警察官を派遣しています。その役割等については、沖縄県公安委員会の管理の下、沖縄県警察本部長の指揮を受け、各種の警察業務に従事していると承知しています。

 

③    派遣に伴う日当、宿泊費、交通費等が国庫負担と聞いていますが、沖縄への派遣に対して昨年度の国から歳入した金額(国庫負担)はいくらですか。

回答

沖縄県への派遣に関して、平成27年度、国費を執行した金額は約2億5千万円です。

 

④    沖縄県では、前述のとおり他県から多くの機動隊が派遣され、アメリカ軍基地工事への反対運動を暴力的にやめさせようとしていると、沖縄県民から批判されています。派遣部隊の指揮(現場の責任者)は、だれが行うのでしょうか。また、沖縄県警と共同で警備にあたる場合、沖縄県公安委員会と協議してあらかじめ方針を定めることになると思いますが、その方針はどのようなものでしょうか。

回答

警視庁から沖縄県警察に派遣された警察官は、沖縄県公安委員会の管理の下、沖縄県警察本部長の指揮を受け、各種の警察業務に従事しています。

したがって、その活動の詳細については、お答えする立場にありません。

⑤    沖縄県のアメリカ軍基地工事に反対する市民を機動隊が排除・拘束したり、マスコミの取材活動を機動隊が制限するなど、現地からは不信や反発の声があがっています。こうした沖縄県民からの意見について、警視庁はどのような見解を持ち、公安委員会への報告はどのように行われているのか伺います。

回答

警視庁から沖縄県警察に派遣された警察官は、沖縄県公安委員会の管理の下、沖縄県警察本部長の指揮を受け、各種の警察業務に従事しているところ、沖縄県警察では、不偏不党かつ公平中正を旨とし、沖縄県において警察の責務を遂行しているものと承知しています。

また、派遣先において警視庁機動隊が従事した警察業務に関する苦情、要望、意見等は、沖縄県警察において適切に対応するものと承知しています。