豊洲移転「白紙撤回ふくむ抜本的見直しを」知事に要望

2017年1月17日 10時44分 | カテゴリー: 仕事と産業, 消費者, 食と農業

杉並区生活クラブ運動グループ地域協議会の新年交流会で 左は加藤丈太郎さん(アジアンピープルズフレンドシップソサエティ理事長) 1/15

杉並区生活クラブ運動グループ地域協議会の新年交流会で 左は加藤丈太郎さん(アジアンピープルズフレンドシップソサエティ理事長) 1/15

東京都は豊洲市場土壌汚染対策工事の完了から2年間、敷地内201カ所で地下水モニタリング調査を実施していますが、その最後の調査で基準値を超える有害物質が72か所から検出されました。114日の専門家会議で報告されるや、市場関係者はもちろん都政を再び揺るがせる事態となっています。

前回の調査でも基準値超過の結果が出ましたが、それよりもはるかに深刻な数値であり、それまで7回重ねてきた調査で何の問題もなかった結果はいったい何だったのか、調査方法や内容は適切だったのかと疑いたくなるような状況です。

都議会生活者ネットワークは小池都知事に対し、116日付で次のような申し入れを行いました。

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                        2017116

東京都知事  小池百合子 様

                都議会生活者ネットワーク 幹事長 西崎光子

 豊洲市場移転の白紙撤回を含む抜本的見直しを求める申し入れ

2017年1月14日、豊洲市場土壌汚染対策工事の完了から2年にわたり、都が実施している地下水モニタリング調査の最後となる9回目の調査結果において、72か所から、基準値を超える有害物質が検出されたことが明らかになりました。

基準値を超える有害物質の検出は、盛り土のあるなし以前に、過去の東京ガス工場の操業に由来する土壌汚染の除去対策が充分ではなかったことを意味します。また、7回目までの結果と今回の数値が大幅にかい離していることから、これまでの調査の方法、内容が適切であったのかも疑わざるを得ません。

これまで都議会において、生活者ネットワークは、環境基準をクリアする成果を得たとしても、食べ物を扱う施設としての市民の安全・安心のレベルには達しえないとして、豊洲を移転先とすることに異を唱えてまいりました。しかし、安全・安心レベルどころか、最低条件ともいえる環境基準が達成できていないことは、重大な瑕疵であると考えます。

生活者ネットワークは、食の安全・安心が確保される市場整備の実現のために、都知事をはじめ、都が全力を挙げて取り組むことを求め、以下のとおり、申し入れを行います。

1.今回のモニタリング調査における汚染検出の原因を解明し、さらに詳細な調査を行い、その結果を都民に速やかに公表すること。

2.豊洲市場移転の白紙撤回を含め、抜本的な見直しを検討すること。