省エネ効果てきめん 鹿児島の報告

2006年6月5日 22時56分 | カテゴリー: 地球温暖化と省エネ

環境自治体会議 指宿会議より②

 環境自治体会議の2日目、エネルギーの分科会では、鰻地区で地熱を調理に利用する装置「すめ」を見たあと地熱発電所を見学。地球のマグマが熱源なので、CO2を排出しないクリーンな発電です。

九州の地熱発電所は大分県に5か所、鹿児島県に3か所と比較的集中しています。でも出力量は全体から見るとごくわずかで、04年のデータでは原子力45%、石炭22%・・・に比べ2%しかありません。ただし全国の電力事情ではたったの0.5%ですから、それから見たら格段に多いと言えます。

分科会の議論では、杉並・地域エネルギー協議会の西田穣さんが「草の根からのエネルギー調査・診断」について報告。私もメンバーとして参加したエネルギーダイエット調査などの活動は、他の参加者から「よくやってる」とほめられて私までちょっと誇らしい気分でした。

鹿児島のNPO事業者からとても興味深い報告が聞けました。独自開発した省エネナビをカフェの店舗の業務用空調機に設置してエアコンのオンとオフがこまめに、自動的に制御できるようにし、夏の消費電力削減に成功したといいます。15分おきに切り換えてトータル10%も削減できたのにはおどろき!

また自然エネルギー促進の動きは確実に進み、東京都が今年策定したエネルギー戦略は太陽光や風力などの自然エネルギー「再生可能エネルギー」の割合を2020年までに20%までに高めるとしています。

現状0.7%という値からすればEU並みに高い目標です。省エネで日本より先行するEUの目標が20%なので、東京も足並みをそろえ本腰を入れる覚悟を決めたということでしょうか。

いろんな実践報告を聞きながら、でもやっぱり一人ひとりから、草の根からの行動を積み上げることをあきらめてはいけないとあらためて思いました。