「地下水流動保全工法」はほんとに大丈夫か?

2006年10月13日 23時02分 | カテゴリー: 水とみどりと外環自動車道

道路交通対策特別委員会で

外環の建設計画が環境アセス手続きにはいって、気が気ではありません。「国がアセス手続きに入ったのはゴーサインと同じ」と言われますが、それでもぎりぎりまで言うべきことは言わなければ、との思いから10月3日の委員会で質問しました。

地域の方たちの最大の心配は大気と地下水への影響です。とくに地下水については、環境清掃審議会でも影響を問題視する意見がかなり出されました。審議会では地下水の専門家を呼んで説明を受けていましたが、それは区が同じ問題意識を持ってのことと思います。

国と都は浅層地下水については「地下水流動保全工法」を実施するから大丈夫だと言い、この工法さえ使えば必ずうまくいくような説明がいつもされていますが本当にそうなのか。事例としてあげられている環状8号線井荻トンネルの地下では、大量の水が漏れ出ている事実がこの委員会でも取り上げられていました。

審議会では大気汚染や交通量予測についても、不安や懸念する意見がかなり出され、大深度法の適用が明記されていないことも指摘されていました。法の適用を受ければより詳細な調査が必要とされるはずです。

「善福寺まちづくりの会」が学習会をやったように、世田谷、練馬、武蔵野、三鷹など外環に関連する自治体で市民が主体になってこの環境影響について学習する会がもたれています。世田谷では国分寺崖線と野川の保全、練馬では八の釜の湧水がなくなるなど各地域が抱える問題があり、大勢の市民が危機感を持っています。

沿線区市長意見交換会というオフィシャルな場が設定されていますが、国や都に呼ばれて集まるだけでなく、現場の環境セクションの課長クラスか、現場を知って責任の立場にある方たちが協議するということをぜひやってほしいと思います。