横浜市の教科書採択と杉並「ひととき保育」

2009年8月5日 09時19分 | カテゴリー: 杉並と東京都の教育と教科書問題

神奈川ネットのみなさんが来訪、そのとき横浜では

神奈川ネットワーク運動の子育て支援政策プロジェクトのみなさんが、多様化する保育ニーズへの対応策として一時保育について調査するため杉並区のひととき保育を参考にしたいと、8月4日視察にみえました。

ひととき保育については、杉並の仲間内でも2年ほど前に市民事業として始められないかと可能性を探って調査活動に取り組んだ時期がありました。場所探しや区の方針とのタイミングなど現実の壁にぶつかり活動は頓挫しましたが、気がつくと杉並区ではもう10か所のひととき保育が稼働し、11か所目がこの秋に開設するまでになっています。

10か所全部は無理にしてもできるだけいろいろなタイプのケースを強行スケジュールでいいから見たいという神奈川のみなさんの要望に合わせ、高井戸、上荻、馬橋の3所を選び案内しました。

もとは区の出張所だったところを改修した高井戸と馬橋、民家を利用した上荻、「つどいの広場」のあるなし、運営主体の違い、立地の違い…などの特色が利用状況にも表れ、私にとっても面白い体験となりました。

ところでこの8月4日はおりしも横浜市の教科書採択が行われる日。朝から開かれた教育委員会での審議のなりゆきに注目が集まっていました。

高井戸の施設でスタッフの話を聞いている最中に携帯電話をもって退席した横浜市議の若林智子さんが戻ってくるなり私に耳うちし、「市内18地区のうちの8地区で」「自由社の歴史教科書が採択された」ということがわかりました。事前に聞いていたうわさ通りの結果です。

該当するのは71校、子どもの数14,000人だそう。杉並区の2,000人よりはるかに多い。そして扶桑社でなく自由社。恣意的なものを感じます。

杉並区の採択日は12日。祈るような気持ちで、教育委員の良識的な判断を待つ思いです。