JFSAの古着仕分けを初体験する

2010年1月26日 23時19分 | カテゴリー: 子どもと人権

リユース品販売でパキスタンの学校支援

仕分け人、古着の選別に悩む
仕分け人、古着の選別に悩む
JFSA(日本ファイバーリサイクル連帯協議会)は、古着を全国から集めてパキスタンで販売し、スラム地域での学校運営を支援するNPO団体です。

何年か前、生協の組合員向け情報誌で古着の提供を呼びかける記事を見て、不要になった衣類を私もその団体に送ったことがあるのですが、どういうところなのかよく知りたいと、ずっと思ってきました。

昨年9月に「草の根市民基金・ぐらん」の交流会でJFSAの方とお会いしたことがきっかけで、千葉にある倉庫兼作業所の見学と古着の選別体験の企画が1月26日、実現しました。杉並・生活者ネット環境部会の主催です。

JFSAが扱う古着は年間90t、パキスタンへの発送は年3回。今年1回目の発送を間近に控えた倉庫内には送られてきた古着の袋が山と積まれています。ここで私たち参加者は第1次選別作業を体験しようというわけです。

古着といっても新品もあれば衣類だけでなくカーテン、靴などもあり、毛布やブラジャー、バッグ類は中古でもリユース品として当地では高い値で売れるのだそう。事業収益は現地の学校の先生の給料にあてられます。

彼らの支援する学校は、公立でも私立でもなく「福祉学校」。診療所を整備し給食のサービスも始めました。子守や親の借金のかたなどにより「働く子ども」が当たり前の当地で、子どもを学校に行かせるよう親を説得するのはたいへんなことだといい、高学年では男の子の中退率が上がるそうです。

倉庫に集められた品物のうち、新品や着物は倉庫の隣のショップなど日本で売ります。高く売れるので歓迎されます。中古品の商品価値を上げるのは分類すること。「分ければ分けるほど価値が上がる」と聞けば、おのずと私たち「仕分け人」13人の気合も入るというもの。

1時間で計670kgの選別をこなし、昼食はおいしいパキスタンカレーとヨーグルト、ミルクチャイ。床にマットを敷いて食べる「パキスタン方式」で、当地の学校の給食も同じスタイルだそうです。