「子供」から「子ども」に。かな表記が戻った 

2010年10月13日 00時17分 | カテゴリー: 子どもと人権, 杉並と東京都の教育と教科書問題

この際「子供園」「子供読書活動」もかな表記にしよう

「子ども」か「子供」か。

ことの発端は去年提案された「子供園」。このとき私は議会質問で「こどもの『ども』はかな表記に」と主張しました(こちら)がかなわず、その後出てきた「子ども読書活動推進計画」の改定版も「子供」に改変されてしまいました。このときは他の議員からも図書館協議会委員からも異論が続出しました。

次が4月26日の総務財政委員会。報告事項として配布された区の実施計画に「子供・子育て行動計画」と記載されているではありませんか。「子ども・子育て行動計画」の「子ども」まで変えられてしまったことにがく然とし、委員会で質問をぶつけましたが納得のいく答えは聞けませんでした。

そのときの区の言い分は「これから区の文書で使用する文字は常用漢字を基本とする」、だから計画改定の機会に順次改める、というもの。

「子ども」の「ども」はかな表記が一般に定着し、近年は公的な文書においても漢字表記をほとんど見ることはありません。国の施策でも「子ども手当」「子ども・若者ビジョン」などにみられるようにかな表記です。

これをいまさら漢字にするのなら、杉並区が事業名としているふれあい、みどり、すぎなみ、まちづくり、くらし、あんしん、なども漢字にしなければ整合がとれません。それなのに「以前からそういう決まりだから」というのは理由になっていませんでした。漢字を押しつけようとする見えない力と戦っているような気分でした。

そして9月。いまパブコメに付されている「子ども・子育て行動計画」の後期計画案(こちら)が再び「子ども」に戻されています。決算委員会の質疑で、漢字にするのはやめたと考えてよいのか、市橋さんが確認しました。

区の説明は「当初は漢字のつもりだったが反対の声が多かったのでかなに戻した」。当然でしょう。この際、「子供園」「子供読書活動推進計画」などの「供」の表記もできるだけ早い時期にかな書きに改めてほしいものです。決算委員会の最後にそう要望しました。