石原慎太郎知事の「天罰」発言を許さない

2011年3月15日 10時19分 | カテゴリー: 憲法・平和・社会

原子力依存政策の誤りを思い知ろう


勇退をほのめかしていたのを一転、翻して4月の都知事選への4選出馬を宣言した石原慎太郎都知事の、東日本大震災に対する「天罰」発言に抗議します。

この人がこれまで発してきた、いちいち挙げきれないほどの暴言のかずかずの中でも最大級の忌まわしい、おぞましい、唾棄すべき、胸が悪く吐きたくなるような言葉ではありませんか。汚らわしさと怒りでふるえそうです。

新聞報道によれば「日本人のアイデンティティーは我欲。この津波をうまく利用して我欲を1回洗い落す必要がある。やっぱり天罰だと思う」、「我欲に縛られて政治もポピュリズムでやっている。それを(津波で)一気に押し流す必要がある。積年たまった日本人のあかを」とも述べたという。

被災者がこれを聞いたらどう思うでしょうか。ぜったい許さない。

昨日から生活者ネットは、今回の地震で困ったことや必要だと思ったことなどを地域のみなさんから聞き取るアンケート調査を始めました。始めてみてわかったのは、「計画停電」について知らない人が少なからずいらっしゃることです。

東京電力の「計画停電」該当エリアに杉並区の一部が含まれていますが、自分の家の電気が一時停まることを知らない人、停電予定の時間が分からない人に何人も会いました。広報車がエリア内を回っていますが聞きとれなかった人も。

でも驚くのは、こんな不便を強いられることに多くの人は怒らないことです。「停電、困りますね」と私がいうと「でも被災地の人に比べたらこれくらい大したことない。私はだいじょうぶ」とほとんどの人は言います。石原氏は知らないだろうけど。

日本中の人を危険にさらし世界中の人を恐怖に陥れ、福島の現地では命がけの作業に人を従事させた張本人は「天災」ではない。地震、津波による被害「だけ」なら「天災」といえたと思う。でも原発施設での相次ぐ爆発から発電停止、電力不足、計画停電実行などは「人災」、人のやったことでしょう。

原子力依存の政策はまちがっていたのです。