いまリビアでおきていること—日本の事態に目を奪われている間に

2011年3月23日 08時14分 | カテゴリー: 憲法・平和・社会

子どもを犠牲にするな

西荻北4丁目のHさんのお宅の前で 3/23
西荻北4丁目のHさんのお宅の前で 3/23
地震、津波による惨状、そして原発の深刻な事態に目を奪われているあいだに、北アフリカのリビアで欧米諸国による軍事介入が始まってしまいました。

リビアの最高権力者、カダフィ大佐は「中東の狂犬」とも「国際テロの黒幕」とも呼ばれ、この悪漢をこらしめるためにやむを得ず国連のお墨付きで多国籍軍が立ち上がった、というような短絡的なとらえ方は乱暴かもしれませんが、欧米側の言い分はそのように聞こえます。

なんだか、この軍事行動は先進国による正義の戦いであるような。しかし空爆により死者が出た、という報道に接するととても穏やかではいられません。一般市民にとっては戦争状態ということではありませんか。

この軍事介入には日本の原発事故の影響がある、とする説があります。原発エネルギー政策への見直しが世界的に迫られる状況下にあって、カダフィが自国の油田を駆け引きにちらつかせているのでそれを抑える必要があった、と。

フランス、英国、米国それぞれの関わり方が微妙に異なっているようすが見てとれるのですが、お国の事情が何であるにせよ市民、とくに子どもの犠牲者を出さないためにできる最大限のことをしてほしい、と切に思います。

日本は多国籍軍の行動を支持する意思をただちに外務大臣が明らかにしましたが、人命最優先の立場で声を出し続けてほしい。また国際社会は、劣化ウラン弾などが使われることがないように監視してほしいと思います。