脱原発を実現するのは やっぱり!地域力・市民力

「たすけあいがつくる安心のまち」をめざし3期目に挑戦

西荻窪駅ちかく 伏見通りの事務所前で
西荻窪駅ちかく 伏見通りの事務所前で
3・11大震災が招いた原発事故、「フクシマ」のケースは国際原子力事故尺度で最悪レベルの「7」とされました。これが世界中のエネルギー政策に影響を与えることはまちがいありません。原子力に依存してきた日本のエネルギー政策は転換が必至です。

原発に頼らない社会にしていくには、区としてもどんなエネルギーをどのように使っていくべきかという政策を持ち、自然エネルギーの比率を思いきって上げること、省エネを徹底的に追及すること。そのための地域ぐるみの具体的な計画を立て実行すること。脱原発は決して不可能ではありません。

これまで脱原発を言ってきたのは少数派でしたが、これからは多数派にしていかなければなりません。生活者ネットは議会の中で少数派でありながら、多数派にはたらきかけ提案を実現させてきました。

災害時の避難所における女性特有の課題について議会や防災会議で指摘してきたのも生活者ネットです。防災会議というのは、災害対策基本法に基づいて設置される、区長・教育長をはじめとする行政関係者や警察、消防、各種鉄道などの公共機関・交通機関、区民の団体代表などで構成される協議の場です。32人の委員中ただ一人の女性として私は昨年この会議に参加し、生活者・女性の視点から防災対策を見直すよう提案しました。

防災対策に原子力災害への対処が必要ですし、放射能汚染から食べものを守るしくみも必要です。また被災地にむけた支援が広がるいま、ボランティアの力を有効に活かすしくみの強化を促し、どこにいてもだれでも参加できるボランティアのしくみも、もっと充実させていかなければなりません。

阪神・淡路大震災を機に1995年がNPO活動元年となったように、2011年を「地域力・市民力」元年にしたい。そのために3期目の区政に挑戦します。