自衛隊が都立高生をリクルート?② ~新人勧誘に公教育利用は反対です

2015年10月1日 23時24分 | カテゴリー: 子どもと人権, 憲法・平和・社会, 杉並と東京都の教育と教科書問題

都教委と自衛隊との連携は、都立高校生徒の防災訓練だけでなく、「奉仕」の教科においても行われています。

2014年度、都立深沢高校が奉仕のインターンシップ活動を自衛隊の施設で実施しました。市民活動団体「『高校生をリクルートする自衛隊・自衛隊の手法を取り入れる教育行政』編集委員会」がこの件について都教委に対し文書で質問しました。

「…自衛隊が武器を扱う職業であり生命が危険にさらされる可能性があること、海外紛争地に派遣される可能性があることだと(生徒たちに)伝えているのか」という内容です。

この質問が提出されたのは今年5月ですが、安保関連法が可決成立したいまとなっては、なんと現実味を帯びて見えることでしょうか。

 しかし、これに対する都教委の回答は「教科『奉仕』では社会に貢献できる資質を育成することを目標とし、実践的活動を通して、問題解決に向けて諸活動を主体的、創造的、合理的に行う能力と態度を育成しており、奉仕活動の一つとして、災害救援活動を挙げています。」というもの。

 質問と回答がかみ合っていません。まるで安保国会のときの首相答弁のよう。まともに答えるのを避けているように見えます。

 国は戦争できる国づくりをすすめ、東京都は武器をとる人材づくりに協力する――。悪夢です。公教育の場が軍事のリクルート活動に利用させることには絶対反対です。