やった、杉並区も「脱東電組」に仲間入り!

区議会代表質問で区長「電力購入に入札制度を導入」と

2月16日、区議会定例会が始まりました。3月22日までの期間中、基本構想特別委員会と予算特別委員会が開かれます。初日に私は会派「生活者ネット・みどりの未来」を代表して質問に立ちました。

区長の予算編成方針に対する「代表質問」は、おそらく国会にならっているのだと思いますが交渉会派だけに権利があるもの。「会派として」の質問であり、テーマを絞って行う一般質問とちがい質問内容が多方面にわたります。

たとえば今回の質問は、被災地・被災者支援のこと、災害対策、まちづくり方針、「協働」の基本方針について、都区問題、児童相談所の区移管について、貧困問題、教育と福祉の連携、学校司書の全校配置のこと・・・など。

驚いたのは、電力の購入について「東電以外の電気事業者から買う」ことを検討すべきでは、という質問に対し「入札制度の導入を平成24年度の早い時期に実施したい」と答弁が返ってきたことです。

やった、杉並区も「脱東電組」の仲間入り!

区長の言うには「東電が電気料金を値上げするので」というのが「脱東電」の理由のようですが、それで少しでも「脱原発」に近づくと思えば、このさい理由は問いますまい。東電はいいときに値上げ発表してくれたものです。

実は同じ質問を私より先に他会派がしたときにその答弁がされたので、私のときにはサプライズ感がなかったのですが、それでもいいことにします。