傍聴規則に新たな項目を設けることになりそう。先の14日の理事会では、事務局から示された具体案について議論するところまでいっていませんが、個人発の「議会の同時生中継」が禁止されそうな可能性大です。
理事会はいま、関昌央議員が亡くなったことで8人構成ですが、規制に否定的なのは私を含めて2人だけ。まったく相手にされない状態で、表現の自由の侵害ということが6人にはどうしても通じません。
傍聴者はやろうと思えばいかようにも「政治的意図をもって」「悪意によって」被写体を執拗に撮るとか、個人情報を暴く意図でデスクの上のモノを映し出すとか、また故意に無音状態にして事実でないことをツイートするとか、議員の権利を守るためにそういうことを未然に防ぐ必要がある、という主張です。
そんな性悪説に立っていたら、人は社会的活動なんて何もできやしません。コミュニケーションなんて100%不可能。自分を護って殻に閉じこもるしかなく、政治にできることもなくなります。何を言ってるんだか。
このままいけば、杉並区議会は「開かれた議会」をめざす世の中の流れに逆行するおかしな方向に動いていってしまいます。「言論統制」「全体主義」というおそろしい言葉が頭をかすめます。