午後2時46分、地震がおきたのは、議会最終日の本会議で予定されていた議案採決が全部終わり、議員提出議案の準備のため議長が「暫時休憩」を宣言して控室で待機していたときでした。
揺れがどんどん大きくなるので市橋さんと二人して「とにかく机の下に」ともぐりこみましたが、揺れが落ち着くころ部屋の電気が消えてしまい、パソコンと非常灯以外まっくらに。停電でした。
復旧すると急いでテレビをつけました。津波がおき始めていて、ハリウッド製のパニック映画を見ているようでした。
その間に区役所内では災害対策本部が立ち上がり、4時すぎに本会議が再開したときには、区長はじめ行政側の人たちは一部を除いてほとんど全員が上下とも防災服に身を包んでいました。
この本会議は任期中最後の議会であり、その最終日だったのでそれなりに複雑な感慨もあったはずなのですが、それどころではなくなってしまいました。
青梅街道の歩道は歩いて帰宅する人の列が続き、車道は車で渋滞、バス停もタクシー乗り場も長蛇の列。
恐ろしいのは石油コンビナートの火事、集落まるごとなめ尽くし呑みこんでしまった津波。・・・福島第1原発でも異常がおきているようです。
ツイッターで「帰宅困難やひとりで不安だという方は、朝までお店を開けていますからどうぞおいでください」という都内のカフェ店主の書き込みにほっとし。
みなさんのご無事を祈っています。