だいたい、性能からみて迎撃の可能性なしといわれているのに緊急非常事態のように煽られて、テポドン関連報道の騒ぎには不信感を禁じえなかったので、大統領の言葉に希望を見た思いがしました。
米国に住んでいたとき、子どもが中学で使っていた社会科の教科書に「ヒロシマ、ナガサキに原爆を投下したことで戦争終結を早めることができた。被害をより少なくできた」と書いてあったのを見て驚きましたが、それがあの国では一般的な評価だとすぐに知ることになりました。
64年たってようやくこういう発言が出てきたことの意味を、「唯一の核被害国」である日本がどう受け止め、世界に向けて何を発信するのか、見ている人は世界中にいるはずです。
ロシアと核軍縮に手を組もうとするのを傍で見ていないで、こんなときこそ歓迎の意味を込めて、広島や長崎に招待してはどうなんでしょう。
オリンピックを東京に連れてくるのは恥ずかしい、でも米ロの首脳を広島・長崎に連れて来て核廃絶に向けたメッセージを発信することができたら、どんなにか日本を誇りに思うことができるのに。
オバマ氏ならきっと喜んで来てくれるのではないかな。