6月18日都議会におけるセクハラ発言に対し抗議の要望書を提出しました
6月19日、都議会生活者ネットワークとして、18日の都議会におけるセクハラ発言に対し抗議の要望書を提出しました。
2014年6月19日
東京都議会議長 吉野 利明 様
セクシュアルハラスメント発言に対する要望書
都議会生活者ネットワーク 西崎 光子 山内れい子 小松 久子
昨日の都議会一般質問において、塩村あやか議員の女性の妊娠・出産に関する質問の際、議場内の男性議員から「自分が早く結婚しろよ」などのヤジが飛び交い、嘲笑が湧きました。
こうした言動は、セクシュアルハラスメントにほかならず、人権侵害行為であり、決して許されるものではありません。発せられた内容は、男女平等参画をすすめ、セクハラ防止に取り組む都政を監視すべき都議会として、消すことのできない汚点を残したものと、強く抗議します。奇しくも表出した、公人であるところの都議会議員の人権意識の低劣さが問われるものです。
今回の発言は、女性への差別と偏見、すなわち女性蔑視を背景にした性差別発言であり、誠に不適切です。議会人として率先して人権意識を高めていかなければならない都議会が、公的な場である議場でセクハラ発言をするということは、都民の負託を受けた都議会議員として自覚が欠如していると言わざるを得ません。
今回の問題に、都議会として厳正に対処するとともに、今後このようなことがないよう、強く要望するものです。