舛添都知事の所信表明を受けて
6月1日、都議会第2回定例会が始まり、舛添都知事が行った所信表明演説を受けて都議会生活者ネットワークは次のような談話を発表しました。
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舛添都知事の一連の疑惑について、多くの都民が注目する都議会が本日開会しました。所信表明では、高まる批判に対して「ご迷惑をおかけした」と謝罪はしたものの、たった2分だけであり、具体的な事実については何も明らかにしませんでした。都民に理解してもらおうという真摯な態度には見えず、誠意が感じられません。
高額な海外出張や公用車の私的利用、過去の政治資金の使い方など、都民の感覚からかけ離れており、知事は、公私混同疑惑が持たれているすべての問題について、自らの言葉で説明することが求められています。
知事は、第三者に依頼した調査結果を「本議会での審議に間に合うよう公表、説明する」と述べました。この第2回定例会の中で、きちんと事実を明らかにし説明責任を果たすとともに、都民に対して道義的責任、政治姿勢をはっきり示すべきです。
都議会生活者ネットワークは、本会議だけでなく、知事出席の総務委員会での集中審議、さらには百条委員会の設置を求め、追及していきます。