白鴎だけでない 卒業生の心配

都立中高一貫校の教科書問題を考える②

「7月13日に栃木県大田原市の教育委員会が扶桑社の教科書を採択した」というニュースにがく然としています。今後つぎつぎと各地の採択状況が報告されるでしょうが、その皮切りとして大きな不満の残る結果です。

前にも書いたように、16日に「白鴎有志の会」が石川文洋さんの集会を開いたのは、都立中高一貫校の教科書採択を両国、小石川、都立大附属高校の関係者とともに考え、行動するきっかけにしたいという目的がありました。

両国・都立大附属では卒業生と元教職員が呼びかけ人になり署名活動が始まった、というアピールがこの場でされました。小石川も、この日集まった同窓生たちで動きが始まりそうです。

この集会のことは朝日新聞が取り上げてくれ、翌日の都内版に掲載されました。記事を読んだ関係者がこの動きに加わってくれることを期待したいです。

7月25日には、4校の関係者が合同で都教育委員会に要請行動を行ない、その後記者会見を予定しています。都教委の採択は8月下旬と言われているので、その前にできることはやっておきたいと考えています。

写真は7月16日の集会で石川文洋さんと