国旗・国歌の過ぎた指導は疑問、外環問題で要求

区議会 決算特別委員会の議論から②

区の昨年度会計決算について、生活者ネット区議団は参画と協働、自治などの視点から、適切に執行されているものと認定しました。特別委員会の最終日に述べた意見の中から、教育に関する部分と外環問題についての部分を紹介します。
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昨年春以降、都内の学校で卒業式・入学式などの行事における国旗・国歌の扱いについて過ぎた指導がされていることにはたいへん疑問を感じています。事実上「強制」でしかありません。

一昨年10月23日に都教育委員会から通達が出されて以来の学校現場への「指導」は、それによって内心の自由を侵されると感じる人がいても不思議ではありません。区教育委員会には柔軟な対応を要求しました。

国際教育センターについては、帰国子女対策にとどまらない機能アップが求められます。そのため国際教育に関係する団体や文化交流協会との連携をより強くしていくことが必要だと思います。

杉並の子どもたちが、国際的な視野や感性を持つおとなに成長することを願うもので、国際理解教育に関するプログラムの作成や相談事業をより充実させていくことを要望し、前向きな答弁を得ました。

外環道に関して、先般、建設に向けて大きく駒を進める考えが国と都より示されました。大深度法を活用した地下トンネル構造で、青梅街道インターチェンジは練馬区側のみ設置というものですが、環境への影響、将来の交通予測などから見て、1兆円以上かかると言われる道路が必要とは思えません。

今回、方針が出されたことを受けて、地域住民の方たちは改めて国と都による説明を求めています。協議の場が設定されるよう、区からぜひ働きかけることを求めました。