韓国のお客さんを「ゆう杉」へ案内する

果川(カチョン)市議員の視察で

韓国から来日した地方議員の視察団を、11月9日「ゆう杉並」にお連れしました。視察のアレンジを引き受けた東京・生活者ネットワークが「ゆう杉」を都内見学先に推薦し、私が区に取り次いだ手前、視察に同行することにしたのです。

韓国京畿道(キョンギド)果川市の市会議員は全部で7人、そのうちの3人が今回、2人の議会職員とともに首都圏をまわったことになります。視察のテーマは、自転車道路整備政策、交通安全政策と市民参加、青少年会館の有効利用、学校給食の食の安全政策、公共施設の市民管理・・・など。

東京に住む私たちと同じようなことに関心があるんですね。

「ゆう杉」を訪れた果川のみなさんには、本物のバンド楽器やスタジオが整備されていること、それを中高校生優先で利用されていること、利用するかれら自身が運営を担っていること、などが驚きだったようです。

果川市でも青少年向けの施設建設を計画中といい、みなさんとても熱心な見学ぶりで、質問があとからあとからわいて出てくるよう。特に、施設を回すのにどんな人が何人くらいかかわっているのか、という点に質問が集中しました。

ほかにも、企画の立て方、参加呼びかけの方法、シャワールームは、器械の使い方講習は、など聞きたいことがたくさんで、「もっと時間があれば」と本当に残念そうに、でも大急ぎで次の日程先、都庁に向かいました。

この日うれしかったこと。「ゆう杉」所長の白垣さんが自己紹介とあいさつをすらすらっと韓国語で述べたことと、案内役を担当した佐藤係長の名札にハングル文字が書かれてあったこと。歓迎の気持ちがきっと伝わったことと思います。