参議院では、昨年の政権交代から1年弱で民主党が議席数の過半数割れを喫するという、菅首相にとって予想以上に厳しい結果になった選挙でしたが、杉並区において田中良氏が区長に当選を果たしたことは、良識的な民意が示されたものと考えます。
これまでいろいろな選挙を経験してきた杉並・生活者ネットですが、補欠選挙に取り組むのは初めてのことでした。定数2に対して8人が立候補した今回の選挙に対し、東京・生活者ネットワーク全体の支援を受けて都議選以上の規模の活動を展開しました。
また、曽根文子の若いインターネット世代の友人たちが、MLをとおして支持を広げたことは、これまでとは違った活動の手法として今後の可能性を示唆しました。
区議会生活者ネットワークが今回3人会派となることはかないませんでしたが、2011年統一地方選挙で「3人」当選を勝ち取ることを、あらためて心に誓っています。
田中新区長とあるときは連携し、またあるときは厳しく対峙しつつ私たちはこれからも生活者の目線で、良心をもって杉並区議会に「市民の・当事者の声」を届け、これまで以上に政策実現に向けて取り組んでいきます。