デモができるまちはいいまちだ

「脱原発デモ」批判は的外れでしょう

     公園は楽しく使いたい
公園は楽しく使いたい
9月7日から区議会定例会が始まりました。8日は「ネット・みどり」会派のすぐろ奈緒さんが一般質問に立ち、4月10日に高円寺で行われたいわゆる「脱原発デモ」についてとりあげました。

1万人以上が参加したといわれる「高円寺デモ」のことは、6月議会に他の議員もとり上げましたが、その内容は「参加者が車のボンネットをたたく、タイヤを蹴る、壁にペイントするなどの行為をはたらき地元区民の安心・安全が著しく脅かされていた。そのようなことが今後起きないように区は対応を」というもの。

まるで迷惑行為を防止するために「デモは規制すべき」と言っているような内容で、大変おどろきました。

高円寺デモは、ツイッターやSNSの効果で主催者自身の予想をはるかに超えたおおぜいの人が、「脱原発」のキーワードの下に集まり、新聞やTVを始め多くのメディアで報道されました。

多くは若者で、思いを同じくする者同士が連帯する「祭り」のような風景は、新しい形の政治的メッセージだったし、自由な表現の発露だと思いました。

批判は的外れだと思います。すぐろさんの質問でそれが明らかになり、区がデモを規制すべきと考えていないことがはっきりしたので安心しました。