生活者ネットは宇都宮けんじさんを支持します

都知事選候補の顔ぶれが出そろってきました。東京・生活者ネットワークはこの間、都知事選に対する取組み方針について協議してきましたが、「脱原発をすすめる」という私たちの政策を実現するため、11月20日、前日本弁護士連合会会長の宇都宮健児さんの支持を機関会議で決定しました(こちら)。 

この日、杉並では急きょ立ち上がったグループ「宇都宮けんじさんと人にやさしい東京をつくる会・杉並」による勝手連キックオフ集会が阿佐ヶ谷の産業商工会館で開かれ、会場に入りきらないほどの人がつめかけました。 

手づくりの「みこし」に担がれて登場した宇都宮さんは、都知事選に

手づくりみこしに乗って登場した宇都宮さん@杉並勝手連キックオフ集会で

挑戦の弁を述べた後、フロアからの質問一つひとつにていねいに答え、「杉並区は原水禁署名運動発祥の地。杉並から東京を変えましょう。一緒にがんばりましょう」と穏やかに、そして熱く語りました。 

宇都宮さんといえば、「反貧困ネットワーク」の代表や「年越し派遣村」の村長を務めた人権にあつい弁護士。多重債務問題を人権問題として社会に訴え国を動かした人。その誠実な人柄がうかがわれる集会だったと思います。 

主催した「宇都宮けんじさんと人にやさしい東京をつくる会・杉並」は、杉並の脱原発運動をつくってきた人たちが、石原型の都政を生まれ変わらせたい、としてできた勝手連、というところでしょうか。 

脱原発デモを何度も成功させゆるやかなネットワークでつながるしなやかさが、宇都宮さんを勝たせる力になってほしいと思います。生活者ネットワークも、しっかり協力していきます。