2018年を憲法「改正」の年にしない

新しい年がやってきました。

2017年は勝負の年でしたが残念な結果となり、7月を境に生活が一変しました。3月までは豊洲市場問題で都議会の委員会が忙しく、4月からは選挙の準備、7月の選挙後は議員の職を解かれ杉並・生活者ネットワークの事務局長として毎日、朝から夕方まで南阿佐谷の事務所に詰めています。

事務局長の仕事はまだ十分こなせていないし、戸惑うことが多いものの、生活のリズムは落ち着いてきました。これからはプライベートでもう少し自分の趣味に使える時間を確保したいと思っているところです。

とは言え6月ないし7月には杉並区長選と同時に区議の補欠選挙が待っています。政治団体として、有権者に対して選択肢を提示する責任があります。生活者ネットワークは、候補者を立ててこの選挙に臨みます。

今年は国政が重大な局面にさしかかることになりそうです。昨年秋の衆院選の結果を受け、安倍首相がもくろむ憲法「改正」が現実味を帯びてきました。「改正」に至る手続きにはいくつかのプロセスを経ることになりますが、その口火はもう切られていると考えたほうがいいでしょう。

「改正」したい人たちのペースに引っ張られてついに危険水域に近づいてしまいましたが、これであきらめる気は全くないし、できることはまだたくさんあります。2018年を憲法「改正」の年にしない。その覚悟で、杉並・生活者ネットは「安倍9条改憲NO!全国市民アクション」に参加し署名活動に本格的に取り組みます。

23日には学習会「南部義典さんに聞く いま知りたい憲法と国民投票のこと」の開催を決定しました。「お知らせ」コーナーにも載せました。みなさまの参加をお待ちしています。詳細は杉並・生活者ネットワークまで。