みんなの健康と福祉– category –
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「女性の貧困」をまず「見える化」させること
赤石千衣子さんの学習会で考えた しんぐるまざあず・ふぉーらむ理事の赤石千衣子さんを講師に、「女性と貧困」について考える学習会を7月25日、東京・生活者ネットワーク女性部会が開きました。生活者ネットと赤石さんとは、10年前に「女性と年金」の問題... -
杉並の里親傷害致死事件の裁判が明らかにしなかったこと
「みゆきちゃん」虐待の裏に何があったのか 2010年8月におきた、杉並区内で里子として養育されていた3歳7か月の女の子の死亡事件。里母の暴行によるものだとして、1年以上たった昨年9月に声優の女性が逮捕され、その裁判が先ごろようやく行われました。 ... -
自分の「こころのクセ」に気づくこと—「認知行動療法」
これは応用が利くメンタルヘルス対策 事務所に若者が来訪 精神障がいをもつ人の家族の会「杉並家族会」が大野裕氏を招いた講演会「こころを軽くする認知行動療法のコツ」にお誘いいただいたので、参加しました。 大野先生は(独)国立精神・神経医療研究セン... -
「在宅で死ぬ」時代の「看取り」ということ
自宅で老い、くらし続ける日常 ミツバツツジ 西荻北4丁目で 4/5 3月末で終了したNHK朝のTVドラマ『カーネーション』を楽しみにみていました。洋裁を生涯の仕事とした主人公が少女時代、ミシンと出会い心ときめかす姿に、縫物が好きだった子どものころ... -
「里親子支援」を区の子育て支援策に位置づけられないか
「杉並の虐待死事件」2度とおこさせないために② 里子の虐待死がなぜおきてしまったのか考えるとき、どうしても納得できないのは、里親の状況に不審を抱いて発信した人が確かにいたのに、それが児相に受けとめられなかったということです。そして、たとえ児... -
里親子を守れないしくみはまちがっていないか
「杉並の虐待死事件」2度とおこさせないために① 都の児童福祉審議会による「児童虐待死亡事例等検証部会報告書」が出されたことを受け、3歳の里子死亡事件について予算委員会で質疑しました。 報告書のタイトルは「児童虐待死亡ゼロを目指した支援のあり方... -
重かった…「里親家庭の虐待を考える」8時間シンポジウム
杉並の事件うけソーシャルアクション探る 『週刊金曜日』2月10日号の特集記事「杉並3歳女児虐待死 里親制度の闇」はショックでした。特ダネというのでしょう。事実なら、昨年8月に明るみに出た「里子の死亡事件」はまったく単純な話ではなくなります。ブ... -
重度障がい者が自立して地域でくらすこと『普通に生きる』
あきらめなかった親たちのドキュメンタリー ポレポレ東中野で24日まで 議会質問が終わって少し余裕ができたので、ポレポレ東中野で『普通に生きる』という映画をみてきました。静岡県富士市にある重度心身障がい者のための介護事業所を舞台に、利用者の家... -
こころの病気を受け入れる土壌を地域に
区議会質問「こころの健康について」より⑥ 保健所の機能強化についてもただしました。精神保健福祉をすすめるには、医療の質の充実もですが、地域へ出ていく保健師の人的充実が欠かせないと、今回つくづく思ったからです。 何より、こころの病気についての... -
学校教育で「精神疾患を正しく知る」学ぶ機会を
区議会質問「こころの健康について」より⑤ 在宅で介護を担う家族への支援ついては以前より採り上げていますが、精神疾患についても高齢者や認知症と同様です。この病気は思春期に発症することが多く、親や家族には心身ともに受け入れ難い場面が発生します...