憲法・平和・社会– category –
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猪瀬知事の言い訳「アマチュアだった」は卑怯です
石原前知事の後継者として猪瀬直樹氏が都知事に就任してちょうど1年と1日目の12月19日、医療法人「徳洲会」から5千万円の資金提供をうけていた猪瀬知事が、自ら辞職を表明しました。 5千万円がどういうお金なのかを明らかにするために、都議会定例会が閉... -
マンデラ氏の反アパルトヘイトから子どもの権利へ つながる人権運動
高校無償化政策の対象から朝鮮学校が外された問題に取り組んでいる活動グループのリーダー、長谷川和男さんがさまざまな人権活動関係者に呼びかけて、12月14日、「国連・人権勧告の実現を!~すべての人に尊厳と人権を~」集会を開催しました。 東京都は、... -
高校生に自衛隊駐屯地で防災訓練させるな ~文教委員会の質疑より~
11月27日の文教委員会で、都民から出された「都立高校の防災訓練における自衛隊との連携及び駐屯地での宿泊訓練の中止に関する陳情」について審査が行われ、質疑を行いました。 今年7月26~28日の2泊3日間、都立田無工業高校生34人が自衛隊朝霞駐屯地で防... -
「特定秘密保護法」 秘密隠蔽社会と市民監視社会はコインの表と裏
「小田実文学と市民運動を考える会」主催の「特定秘密保護法案の欺瞞を見逃すな! 市民と議員の法案阻止集会」が11月22日、参議院議員会館で開かれ、この集会の呼びかけ人に加わっている東京・生活者ネットワークを代表して私も発言しました。 安倍首相... -
本当の悪は平凡な人間の凡庸な悪 「ハンナ・アーレント」の哲学
実在したドイツ生まれのユダヤ人哲学者を主人公に据えた映画『ハンナ・アーレント』をみてきました。ナチによる弾圧から生き延びたハンナが、ニューヨークの大学で教鞭をとっていた時期、1960年にホロコースト加害者のアイヒマンが逮捕される場面から映画... -
婚外子格差を解消したら「堂々と不倫してしまう」?…某政党法務部会の議論とか
11月17日、杉並の市民グループが開いた、家族法や婚外子差別を考える集会に参加しました。題して「家族法の現状と課題 ~女性・婚外子の差別撤廃を今こそ~」。主催は「子どもの人権を考える会」、共催は「杉並女性団体連絡会」と「出生差別の法改正を求... -
民主主義の将来を危うくする「特定秘密保護法」こんな悪法はいらない
11月10日に執行された葛飾区議会議員選挙は、渋谷えみこさんが議席を得られず生活者ネットワークの私たちにとって残念な結果になりました。でも、誕生したばかりの葛飾・生活者ネットワークなので、この地に「市民が主役」の政治を根づかせるべく、捲土重... -
「子供」表記をおしつける人たちの真意は何か
都議会に来て以来気になってしかたがないこと。そのひとつは「子供」という表記です。教育庁所管の書類では、使い慣れ見慣れた「子ども」ではなく漢字二文字の「子供」という表記が使われているのが気になって、感覚的に受け入れがたく困っていました。 ... -
2020年「東京オリンピック」開催を喜べない私たちはヘンですか
オリンピック開催地決定が気になって早く目が覚めてしまった日曜日。「2020年東京開催決定」にこんなに落胆している私はヘンなのか。私の周辺には「東京以外」を熱望する声が断然多いのですが。 生活者ネットワークは東京招致に反対してきましたから、「... -
ヒコーキ少年の夢またはラブストーリー『風立ちぬ』が思い出させた関東大震災
暑さでぼうっとしてこのHPの更新を怠ってきましたが、9月1日は関東大震災のおきた日。90年目にあたる今年、つい最近みた映画のことを書きたくなりました。なつかしい荒井由実の「ひこうき雲」の曲に誘われて見に行ったアニメ映画『風立ちぬ』のこと。 ひ...