活動報告– category –
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【都政に挑戦】⑪ 住まいは人権。社会保障としての住宅政策を
東京都の持ち家率は45%と全国の平均より低く、過半数の世帯は賃貸住まいですが、高い家賃が家計を圧迫しています。都内の賃貸物件の家賃相場は平均8万1,000円で、全国平均の1.5倍です。賃貸に住む若い世代や高齢者は、この高い家賃に対応するために、食費... -
【都政に挑戦】⑩ ジェンダー主流化を東京都がやらなければならないわけ
ジェンダー主流化とは「あらゆる場面、あらゆるプロセスで男女平等をめざす取り組みのこと」であり、多様性を認め合いだれもがその人らしく暮らし続けられる東京にするために「すべての政策についてジェンダー視点でチェックを」といつも言っています。 「... -
【都政に挑戦】⑨ 少子化の原因は女性のわがままではない
災害や大きな社会的困難に見舞われたとき、その負担を真っ先に押し付けられるのが若者、高齢者、そして女性だということを、コロナ禍の4年間に再確認しました。あのとき女性の失業は男性の2倍、家庭内暴力の被害を受けた相談は激増、自殺も増え、女性の貧... -
【都政に挑戦】⑧学校を改革し子どもの居場所をつくる
今年3月、「杉並区子どもの権利に関する条例」が制定されたことは、杉並・生活者ネットワークの長年にわたる政策提案がついに実現したできごとでしたが、その背景には4年前の2021年、都議会における「東京都こども基本条例」の成立、2022年の「こども基本... -
【2025都政に挑戦】⑦東京の農業を持続可能な産業に
昨年来の物価高がこの4月以降さらに拡大し、とくにコメを始めとする食品の価格高騰は急すぎます。気候変動による異常気象や3年前から続いているロシアのウクライナ侵攻、さらに最近のトランプ関税が影響していることは間違いありませんが、自給率があまり... -
【2025都政に挑戦】⑥東京都の公共工事はまず老朽化対策を
東京都のダウンサイジングを、と前回書きましたが、都市整備の事業を考えるとき、率先して取り組むべきはインフラ施設の老朽化対策でしょ、ということも声を大にして言いたいです。 1月に埼玉県八潮市で起きた道路の陥没事故が大きな教訓を示してくれまし... -
【2025都政に挑戦】➄ 善福寺川上流地下調節池の事業になぜ賛同できないか
杉並区の西荻・善福寺地域で進行する2つの公共事業、外環道と善福寺川上流地下調節池はいずれも地下深いところを貫くトンネル構造です。シールドマシンという巨大な掘削機を長期にわたって稼働させる大がかりな工事となり、当然ながら莫大な費用を必要とし... -
【2025都政に挑戦】④人口減少時代の東京をダウンサイジング
日本の人口が2008年をピークに減少する一方で増加を続けていた東京も、ついに人口減少時代に入りました。今年すでにピークを迎えたとも言われます。まちづくりもこれに対応した大転換を考える時期ではないでしょうか。 いま都内では大規模な再開発計画がつ... -
【2025都政に挑戦】③ 「ひとりでも孤独じゃない」
高齢社会はひとり暮らし世帯が多い社会、そして高齢女性が多い社会です。 いま東京都では半数近くがひとり世帯となっており、その約7割が女性。「ひとり暮らしの高齢女性が安心して暮らせる」 ための対策が必要だということです。 とくに貧困の割合が高... -
【2025都政に挑戦】① 東京を冷やそう!めざせエネルギー自立都市
気候変動がなんと私たちの暮らしを変えてしまったことでしょうか。 昨年夏の猛暑や豪雨による洪水の多発、そして今年1月の豪雪はもちろん、コメや野菜など農作物の不作も異常気象によるものであることは間違いなく、もはや「異常が日常」という現実。国連...