環境– category –
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豊洲「千客万来」、盛り土なしで地下2階はOKなのか ~10月都議会一般質問より③
豊洲新市場の敷地内には、民間が運営する「千客万来」という商業施設の設置が予定されています。買い物や飲食もでき観光客を呼び込むことが期待される施設ですが、その用地の安全対策に首を傾げたくなるような状態であることが図面上からわかりました。 「... -
豊洲問題 どうする環境アセスメント ~10月都議会の一般質問より②
一連の豊洲新市場問題について、都の内部調査では、なぜ、建物の下も「盛り土を実施した」という間違った説明がまかり通っていたのか究明されず、「空気のように決まっていった」という生ぬるい報告でした。都政への信頼を失墜させた歴代の市場長や管理職の... -
泥沼化する豊洲市場問題 食の安全・安心はどこに
小池百合子知事が就任して最初の都議会定例会が9月28日、始まりました。知事は所信表明の中で、豊洲市場に関する一連の問題やオリンピック経費の問題をとおして都政改革に取り組む姿勢をアピールし、メディアの注目が集まっています。 豊洲市場の今後の去... -
豊洲市場の「盛り土」問題が暴いた 安全対策のウソと失墜した信頼
小池百合子都知事が8月末に築地から豊洲への市場移転時期の延期を宣言し、都がそれに伴う影響への対応に追われていた矢先、豊洲の驚くべき事実が明るみに出ました。都政はいま激震に揺れています。 もともと東京ガスの工場跡地だったこのエリアは、ベンゼ... -
東京都知事選挙終盤にあたって ―生活者ネットワークは、鳥越俊太郎候補を推薦し 鳥越新知事誕生に総力戦で臨みますー
7月14日告示の東京都知事選挙がいよいよ終盤を迎えています。 東京・生活者ネットワークは、都民に「都政を取り戻す」と宣言し立候補した鳥越俊太郎野党統一候補を応援、さらに政策協定を交わし推薦し、ネット総力体制で選挙戦を共闘してきました。 報道に... -
無駄な水源開発 水道事業会計に反対 ~予算特別委員会の質疑より11
今後5年間を計画期間とする「東京水道経営プラン2016」が先ごろ出されました。「東京水道施設整備マスタープラン」に基づいて、老朽化した浄水場の更新が始まります。 この更新工事について質問したところ都は、「将来にわたって安定給水を継続するには、... -
公営企業会計決算委員会の質疑より12 ~水源井戸と多摩川上流域の水源林が促す水循環
生活者ネットワークは、かねてより、多摩地域の地下水を保全し活用することで健全な水循環を促す活動に、市民とともに取り組んできました。 多摩地域では地下水を飲用として汲み上げるための井戸が使われています。水質を適切に保持し水道水源井戸として... -
公営企業会計決算委員会の質疑より11 ~災害時の備え 応急給水と給水訓練のこと
都内の給水拠点は207か所に整備されています。震災などで断水した際には、この給水拠点と車両輸送、消火栓等の3種類で災害時給水ステーションを開設し、応急給水が実施されます。 給水拠点では区市町または都が資器材を設置し、区市町が応急給水を... -
公営企業会計決算委員会の質疑より9 ~善福寺川の水質改善は子どもたちとの約束
近年、局地的集中豪雨などが増加し杉並区でも浸水被害が多く発生しています。2005年の9月には記録的な豪雨により善福寺川と妙正寺川が氾濫し、杉並区や中野区などの約6000棟が浸水する被害がありました。今年はちょうど10年目にあたります。 ここ2... -
公営企業会計決算委員会の質疑より8 ~卸売市場の環境・衛生、食の安全・安心
中央卸売市場で2014年度に発生した廃棄物の総量は約4万トン。内訳は、輸送中の荷傷みや商品の小分け、加工等によって発生する野菜くずや魚のあらなどの一般廃棄物が約7割、輸送に使われた木製パレットや使用済みの発泡スチロールなどの産業廃棄物が...