子どもと人権– category –
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子どもの環境に格差がひろがる
ふえつづける就学援助 3日付朝日新聞が、公立小・中学校で就学援助を受ける子どもの数がここ4年間で4割も増えていると1面で報じていました。就学援助とは、生活保護家庭などで文房具代や給食費の援助を受けるしくみのことです。 04年度の受給率が全国... -
2006年の初めに寄せて
子どもが死なないまちにする 2005年は日本の人口が減り始めた年として記憶されることになるでしょう。これから先はもう、かつてのように人口が増えることはない。でもそれ自体をあまり悲観することもないのではないか、という考えに私は賛成です。 親... -
下校時・放課後の子どもがねらわれる
急がなければ!安全を守る地域づくり 学校帰りの幼い女の子が襲われる事件がつづいて起こりました。広島と栃木のいずれも小学校1年生が痛ましい姿で見つかり、衝撃が走っています。日本は安全な国、という評価はもう過去のものと知るべきなのでしょう。 ... -
少年を許せない でも理解したい
被害者が加害者に会うということ 女子高校生が母親に毒を盛った事件や少年の片思いが高じて少女を刺殺してしまった事件。どちらも気になっているのですが、きょう書こうと思うのは別の「少年事件」に関することです。1週間前の新聞で読んだ、5年前の高速... -
「子ども・子育て行動計画」に教育委員会との連携を
区議会一般質問から② 「子育てを支える地域づくり」ということでは、「地域子育てネットワーク」が各児童館を拠点に始まって6年経過しており、現状と今後の課題についてただしました。また児童館については、今後「(仮称)あり方検討会」を設けて、各館... -
少子化対策「行動計画」は地域づくりの施策強化を
区議会一般質問から① 「杉並区子ども・子育て行動計画」は、6月に発表された「子ども・子育て将来構想」をベースに、「次世代育成支援対策推進法」にのっとった少子化対策の計画として、つい先ごろ区が策定したもの。これまで「構想」に関して議会で何度... -
ぶたのミニコミ『子どもとゆく』はゆく
本になった「子どもとゆく」人びとへのインタビュー 「あのときの出会いがその後の自分を変えた」と思えるような出会いが、誰にもあるものだと思います。ほとんどの場合それは「人との出会い」なのでしょうが、私にとってミニコミ誌『子どもとゆく』との出... -
国連・子どもの権利委員会の勧告を生かそう②
子どもの「いま」をとらえる視点に 平野裕二さん(写真)の話を聞いて、日本政府は「子どもの権利条約」の履行に熱意がない、というよりほとんど無関心なのでは、と思ってしまいました。今年1月に子どもの権利委員会から出された勧告では、平野さん作成の「... -
国連・子どもの権利委員会の勧告を生かそう①
ジュネーブからの伝言 子どもの権利条約に日本が批准して10周年の今年、国連・子どもの権利委員会に向けて政府が2001年に提出した報告に対する審査がスイスのジュネーブで行なわれ、58項目にわたる勧告が出されました。 批准した国は条約がどのように守ら... -
「子ども」「心身障がい教育」「ごみ」
3つのテーマで一般質問 2月20日に開会した区議会第1回定例会で一般質問しました。その一部をご紹介します。詳細は杉並・生活者ネットワーク事務所へ。 ●子ども・子育て将来構想についてQ:これからだされる将来構想の素案を子どもにわかりやすい形で公表し...