2008年3月18日 / 最終更新日 : 2008年3月18日 vjadmin 映画・オペラ・おたのしみ 『歌わせたい男たち』と「歌わない男」、強制の不条理 おかしくて やがて切なくシャンソンは流れる この芝居の再演をどんなに待っていたことか。初演で高く評価され、朝日舞台芸術賞と読売演劇大賞の最優秀賞を受けたことをこのHPにも書き、区議会の質問の中にも採り入れたのに、実際の舞 […]
2008年3月2日 / 最終更新日 : 2008年3月2日 vjadmin 映画・オペラ・おたのしみ 歌は人を幸せにする、というメッセージ「歓喜の歌」 落語の原作を超えたかも 映画『歓喜の歌』は、これという産業も観光の目玉もない、ある地方都市の市民ホールを舞台にした、暮れの2日間のドタバタ劇。立川志の輔の創作落語が原作だそうです。ホール側のミスでダブルブッキングに巻き込 […]
2008年2月11日 / 最終更新日 : 2008年2月11日 vjadmin 映画・オペラ・おたのしみ 映画『サラエボの花』 同性のまなざしが優しい 母と娘の再出発 岩波ホールの観客は、中高年の女性がほとんどでした。私もそうだったのですがたぶん多くが、これがどういう映画なのか、主人公のシングルマザーの暗い過去についてすでに知ったうえで映画を見に来ていたと思います。 冒 […]
2008年1月7日 / 最終更新日 : 2008年1月7日 vjadmin 映画・オペラ・おたのしみ 『パンズ・ラビリンス』と『迷子の警察音楽隊』 お正月に見た「戦争」と「平和」の映画 パンとはギリシャ神話に出てくる牧神のことで、ラビリンスは「迷宮」。だからパンズ・ラビリンスを直訳すれば「牧神の迷宮」となります。「ブラック・ファンタジー」「映像美の世界」というコピー […]
2007年12月18日 / 最終更新日 : 2007年12月18日 vjadmin 映画・オペラ・おたのしみ 40年前の時代劇映画『上意討ち』を見直す 小林正樹監督が描いた 主張する女性 TVをつけたらタイミングよく始まった、1967年製作の時代劇映画『上意討ち』に、思わず見入ってしまいました。白黒画面の硬質な構図、引き締まった緊張感や様式美は、この映画が凡庸な作品でな […]
2007年11月29日 / 最終更新日 : 2007年11月29日 vjadmin 女性・ジェンダー 『ガイサンシーと姉妹たち』 慰安婦とは何か 突然人生を奪われたふつうの女性たち 映画『ガイサンシーとその姉妹たち』は、日中戦争の当時、日本軍兵士から性暴力を受け続けた中国人女性たちを10年間追ったドキュメンタリーです。「ガイサンシー(山西省で一番の美人)」と呼ばれ […]
2007年10月2日 / 最終更新日 : 2007年10月2日 vjadmin 映画・オペラ・おたのしみ 満月の日に産まれた孫 女の子です 思い出すだけで・・・♪ 月の満ち欠けと出産は関係があるというけれど、中秋の名月のその日、産院では出産ラッシュだったようです。新生児室の20人のうち9人が同じ誕生日。私の2番目の息子にもその日女の子が産まれました。 私にと […]
2007年9月7日 / 最終更新日 : 2007年9月7日 vjadmin 映画・オペラ・おたのしみ さよならルチアーノ 輝かしい歌声よ イタリアの巨星逝く どんなにすばらしい美声の持ち主でも、歳をとればいつかは出なくなるもの。2、3年前にルチアーノ・パヴァロッティの生のステージを聴いた人がそう言って嘆息していたので、去年冬季オリンピックの開会式で「あの」 […]
2007年8月13日 / 最終更新日 : 2007年8月13日 vjadmin 映画・オペラ・おたのしみ ドミンゴ様に会えて幸せ♪ ザルツブルク音楽祭にて その① 今年もザルツブルク音楽祭に来ています。オペラ好き・クラシック音楽好きが高じて、あこがれの音楽祭を初めて訪れて以来6回目になります。今回こうして来られたのは、先日亡くなった父の贈り物だと思っ […]
2007年6月6日 / 最終更新日 : 2007年6月6日 vjadmin 映画・オペラ・おたのしみ 『パッチギ!L&P』 真面目おかしい暴力と反骨の映画 70年代の東京コリアンタウンを舞台に 生活者ネット「国際平和部会」のミーティングで映画『パッチギ!LOVE&PEACE』を見に行こう!と話がまとまって夜の新宿に繰り出しました。 2年前の『パッチギ!』は、青空に […]