外環について情報交換しよう

地域からの声を聞いてほしい

外環道建設が都市計画決定と環境影響評価(アセスメント)の手続き段階に入っています。「善福寺まちづくりの会」は、事業主である国と都より公告・意見募集がされた6月、東京・生活者ネットワークの中の沿線自治体同士でつながる「外環ネット」と共催で学習会を開きました。そのときのことは杉並・生活者ネットワークのHPに記事があります。

http://suginami.seikatsusha.net/back/item/all/1152022256.html

東京都の2016年オリンピック招致への意欲を石原知事が示して以来、急展開の感がありますが、事業計画として決まってしまう前にできる限り住民の意見を届けなければなりません。

7月に集まった意見の概要とそれに対する見解が8月9日付で発表され、今度はその見解に対して区の公式見解「区長の意見」を出すことになります。意見をまとめるため9月に開かれる環境清掃審議会で議論されるようです。

区長意見に住民の思いを反映させるためには、この環境清掃審議会でどんな議論がされるかが重要になるわけです。そこで、審議会委員にも呼びかけて、7月に提出した意見の情報を交換し合う場を持ちました。

練馬区や武蔵野市、三鷹市からの参加もあり、「自分はこう書いた」「こんなことが問題だと思う」といったことを出し合いました。約20人で今後に向けて何をしたら、という具体的な話ができたことは有意義でした。

審議委員の方たちが地域の人の声にどれだけ耳を傾けてくれるのか、そしてそれが区長意見にどれだけ盛り込まれるのか、みんなで知恵を出し合っていきたいと思います。