猪瀬知事ブチ切れ!都議会デビュー質問にびっくり答弁
9月26日、初めての議会質問に立ちました。今回与えられた時間わずか9分。杉並区議会では「再質問をふくめておおむね30分以内」だったのと比べると、9分はあまりにも短い。原稿を削りに削って、8問を詰め込みました。
「復興五輪」を掲げてオリンピック東京開催を手に入れた以上、放射能対策や復興支援を国にだけ押しつけたりしませんよね?限られた財源で不要不急の事業まで着手しないように、と知事に向けた質問のほか、この夏のゲリラ豪雨の多発を受けて治水対策について、また子宮頸がんワクチン副反応問題について、消費者教育について、障がい児の地域デイサービスと障がい者の優先調達について、など。
驚いたのは、最初の質問への答弁に立った猪瀬知事のふるまいです。
いきなり「生活ネットはオリンピックに反対なのか賛成なのか?! 」と不快といらだちをあからさまにし、「注文をつけるばっかりじゃしようがないでしょう! 」とぶち切れ。
「招致のためにみなさんが努力してどれだけ汗を流してきたのか、そういうことの前提がなくて注文つけるだけだったらおかしい…共産党だってちゃんとIOC総会の決定を尊重するって言ったじゃないですか、それが公の党、公党ですよ。生活ネットは公党であれば、ちゃんとそういうことをまず言ってから質問してくださいよ!」と質問した私に向かって言うではありませんか。
「公党なら」オリンピックに賛成するのが当然、反対するやつは政党と認めない、と言わんばかり。
もちろんこれはおかしい。「公党であってもなくても」オリンピックに反対していけないわけがない、そうでなければ民主主義社会とは言えません。
生活者ネットワークはオリンピック・パラリンピックの東京開催には反対です。でも、決まった以上「開催するな」と言うつもりはなく、むしろ安倍首相がブエノスアイレスで約束した放射能対策などの「国際公約」が守られ、かつ人権上「国際的にみて恥ずかしくない」大会になるよう、都を応援していきたいと思っています。