2月に行なわれた「水みちを考える」と題する学習会では、講師の神谷博さんより、地下水を保全するために市民ができる活動として「井戸」の調査が有効だというアドバイスを受けました。この地域には、減ったとは言えまだ生活の現場で使われている井戸があり、所有者の協力が得られれば調べることができそうです。また、区内には他のエリアで井戸の水位や水質調査を行なってきた市民グループがあり、協力し合えることがあるかもしれません。
そこで今度は、井戸の調査に着手する前段の活動として、残存する井戸をいくつかポイントに入れながら、「水」と「みどり」をつなぐルートを歩いてたどったのち、地元の方から昔のまち(村?)のようすや暮らしについてのお話を聞く、という企画を立てました。5月16日、下記の要領で実施します。
ちょうどこの日は、「『アートなまち、西荻』の実現を合言葉に活動する、NPO西荻まちメディア春のアート・イベント」の開催期間中にあたり、とくにルート上の善福寺公園では屋外展示が予定されています。水、みどり、そして地域が発信するイキのいいアート。きっと善福寺を再発見する機会になると思います。
参加のご希望やお問い合わせは、杉並・生活者ネットワーク事務所まで。
●5月16日(日)
1:00〜3:00 善福寺・上井草エリアのまち歩き(善福寺川流域、湧水、地域で使われている井戸、畑、屋敷林、公園・・・など)
3:00〜5:00 地元の方のお話を聞く