7月2日、区内の堀ノ内小学校へ給食と屋上緑化の視察に行きました。
神奈川ネットワーク運動のメンバーから「給食の民間委託が先行実施された例を見学したい」との希望があり、杉並ネットからは河津さん私が同行しました。
杉並では2年前に学校給食の民間委託が始まるまでに賛否ふくめて大きな議論があり、いまなお慎重論もあります。実際に民間委託に切り替わった学校の当事者の評判はかなり良好です。どの学校もすべて「自校調理方式」であり、学校ごとに運営協議会が設置されて子どもや保護者の意見が反映されるようなしくみができているので、心配されていたような「質や食材が変わる」といったことはおきていません。メニューの種類も増えたそうです。
堀ノ内小では民間委託に伴い磁器の食器に変え、「乱暴にすると割れるから」子どもが食器をていねいに扱うようになったと聞きます。
ビルの屋上緑化は、ヒートアイランド現象を和らげる効果をはじめとして最近さまざまな面から注目されています。杉並区は昨年「学校緑化計画」の実践として堀ノ内小の屋上で工事を行ないました。芝生の上で子どもたちは、裸足でリレーの練習などをするそうです。ハーブ園のわきでは、トマト、ナス、枝豆などの野菜がひとりずつ名前のついた鉢で育っていました。
ぜひこの緑園を定着させてほしいと思いました。