杉並の農業を元気にしたい

初めての一般質問

区議会の第3回定例会が終わりました。
初めての一般質問は、
「食の安全」「消費生活行政」「都市農業」
をテーマに採り上げました。
「食の安全」は、都の食品安全条例制定に向けた意見書提出運動につなげることをねらって、消費者の「食」に対する信頼を取り戻すための区の姿勢や取り組みについて聞く内容。
「消費生活行政」では、いま荻窪で建設中の施設に来年消費者センターが新たにオープンするのを控え、先ごろ「行政のあり方」の見直しがされたので、この機会に消費者の権利保護を訴えました。
 3つ目の質問「都市農業」は、ある農業支援NPOが区内農業者と小中学校を対象に行なったアンケート調査がきっかけです。調査結果から、農業体験学習を学校の授業に取り入れることと、学校給食に区内産野菜をもっと使えるようにすることについて、農家と学校が同じ思いをもっていることがわかり、その思いが実現されるよう行政支援することを提案しました。つづく決算特別委員会(前年度決算認定のための議論をする会議)でも意識的に農業をとりあげ、生活者ネットワークの都市農業振興政策をアピールできました。
 杉並区の農業は年々縮小し続けているとはいえ、まだ約200戸の農家があり、存続のために地道に活動する市民グループが生まれています。このような人たちと協力してその活動を推進し、農業を応援するしくみを作れたら・・・と思っています。