いっぽう都議会では「外環道建設促進議員連盟」が従前より早期整備を訴えています。10月7日には「09年度補正予算で計上された事業費をカットしないよう」国交大臣に要望書を手渡した、と報道されたところ。
そんなおり三鷹市議の野村羊子さんから「外環の予算執行凍結を求める要望を自治体議員の連名で出したいので賛同者募集!」の呼びかけがあったのは、願ってもない提案でした。4月の要望のときと同様に生活者ネットの区議・市議もこぞって賛同し、14日には国交省に提出してきました。
この日の要請行動に参加したのは野村さん、世田谷の木下泰之さん、杉並のけしば誠一さんと松尾ゆりさん、それに私。
道路局の有料道路課と国道・防災課の課長補佐2名が対応してくれましたが、こちらの質問に対し「政務3役の判断なので(わからない)」「お答えできない」というばかり。自分たちだって困惑してる、と言いたそうな表情が見てとれ、報道されている以上の情報はありませんでした。
ただ「9割凍結」に対する「残した1割」、すなわち測量・設計費と説明されている7億円がどの程度、何について執行済みなのか、後ほど回答がもらえるよう求めてきました。
その後記者会見を行い、15日付の朝日新聞に小さな記事が載りました。先日の「外環ウォーク」のことは翌日のTV『みのもんたの朝ズバッ!』でとり上げられ映像が流れたし、外環問題は沿線以外でも多くの人の関心事になりつつあります。
今回の賛同議員数は67名。市民だけでなく議員も、連携できるところはいっしょに行動していきたいと思います。