杉並と東京都の教育と教科書問題– category –
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教科書問題の本質は何か
「歴史をどう教えるか」でなく「世の中をどう見るか」 中学でどんな教科書を使ったか、私自身はまったくといっていいほど覚えていません。また、どういう教科書で学んだからどういう思想や能力を持った大人が出来上がる、などと短絡的に結びつけるのは意味... -
卒業の季節 主人公はだれ?
会場なごませたA君のサプライズ 卒業式の季節です。学校の主人公は子どもだったはずなのに、日本の卒業式は「厳格に執行すべき式典」としてそのことが忘れられているかのようです。米国ではどうだったろうと思い出してみました。 ニューヨークで生活した6... -
教育の目的は社会のためじゃないと思うから
一般質問から② 教育に関連して、昨年は2度議会質問でとりあげました。9月の定例会では、区が示した基本計画・実施計画「すぎなみ五つ星プラン」素案の内容から、また11月の第4定例会では、政策ゼミの学生と議論して練った「地域でつくる新しい学校」の提案... -
こんな学校があったらいい
政策ゼミから議会質問へ② 先日終了した区議会定例会で、政策ゼミから質問につなげたことを11月26日付バックナンバーで書きました。きょうはそのつづき、テーマの2つ目の項目について。質問のタイトルは「地域でつくる新しい学校について」です。 ゼミ生の... -
多様なメンバーがいたほうがいい
教育委員会の人事に反対したわけ 杉並区教育委員の定数は5人で、任期は4年です。この11月30日で任期満了となる委員2名の再任に同意を求める人事案件が26日の区議会第4定例会中日(なかび)にかけられ、私は反対しました。4年前の就任のときにも区議団... -
どうつくる? 杉並の「教育立区」基本条例
区議会一般質問から ② 区の行政計画「すぎなみ五つ星プラン」では、教育に大きなエネルギーを注いでいこうとする意気込みを感じる反面、子どもの立場からの視点はあるのかという疑問も浮かびます。「教育立区の実現」がうたわれ、基本条例の制定という箇... -
杉並区立学校の男女平等、混合名簿はこれまでと変わらない
区議会一般質問から ① 区議会では9月14日から第3回定例会が始まっています。私は2つの項目について一般質問をしました。1つはごみ行政の問題で、もう1つは教育行政について。先ごろ発表された「すぎなみ五つ星プラン」改定素案の中の、学校教育に関す...